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平安時代
皇室をはじめ貴族や武士の支援を得て
様々なお堂が建立された醍醐寺。
その後豊臣秀吉の全面的な支援により
かつての繁栄を今に伝えています。
醍醐寺の南側の入口。
参道は桜のトンネル!
春はすごく綺麗です。
醍醐寺の桜の特集はこちら
参道を歩いてすぐ右側にある報恩院。
元々は山上の上醍醐にあったのを明治に
ここへ移されました。毎日護摩焚きが行われ
お経の声が聞こえてきます。
報恩院のすぐ横に寺宝を収納する霊宝館があり、
春と秋に一般公開されます。
参道の突き当りには豊臣秀吉設計の庭がある三宝院がありますが、時間の関係で入れませんでした。トップの写真は三宝院にある国宝の唐門です。
左の写真は、醍醐寺伽藍へ続く道。

醍醐寺の伽藍
左は清瀧宮(せいりゅうぐう)本殿。1517年の再建で重要文化財です。
右は五重塔(国宝)。醍醐天皇の菩提を弔うために951年に完成。豊臣秀吉が徳川家康をはじめ名だたる諸大名を集めて盛大なお花見を行ったときもここにあったものですよ!
金堂(国宝)
醍醐寺中心のお堂で豊臣秀吉の命令で和歌山から移築され1600年に完成。ご本尊は薬師如来坐像。
金堂横の修験道による護摩焚きが行われる不動堂(左)を過ぎ、しばらく歩くと大講堂(右)。中には平安末期の阿弥陀如来坐像があります。
大講堂のすぐ横にある弁天堂。音楽や芸能の女神様弁財天が祀られています。紅葉の時期はすごく綺麗です。
さて、ここまでは下醍醐と言い、醍醐寺には上醍醐があります。伽藍を抜けると上醍醐への参道。
「ちょっと見てみようかな」と軽い気持ちで向かったのが間違いでした。このあと、えらい目に遭います(笑)
こんな道を登っていきます 登り始めて10分。石段が出現 石段になると坂がキツイ
20分。中間地点の不動の滝
まだ半分…気が遠くなります
さらに5分程登ると巨大なご神木が
もう足がかなりパンパン
登り始めて40分まだまだ続く…
何度引き返そうと思ったことか
そして登り始めて50分。
気絶しそうな光景が目の前に!

ひぇぇぇぇぇ!!うっそーん・・・

あんな所まで行くの!?
山頂にお堂が見えます。
上の写真辺りからはじめて出たなだらかな平地を少し歩くと着きました!やっと上醍醐の入口!
これが上醍醐の全体像です。
上の写真の寺務所は①で、
黄色の点からの撮影です。

左は②の醍醐水。
地主神が落葉をかき分けると湧水が出て、「ああ、醍醐味なる哉」と言って姿を消したとか。それからこの山を醍醐山と呼ぶようになりました。

右はその横にある③の清瀧宮拝殿(国宝)
准胝堂(じゅんていどう)
開山の874年に醍醐寺ではじめに建てられたお堂。火災・再建を繰り返し、現在のものは昭和43年に再建されたものだそうです。②から階段を登った④にあり、中からは信者の方々のお経が聞こえてきます。
薬師堂(国宝)
平らな山道を2~3分歩いた⑤にあるお堂。1121年の再建で山の上にあるお堂としては日本で最古のものだそうです。
五大堂
堂内には重要文化財の五体の五大明王が安置されています。盗難や災難除けの信仰があるようです。⑤から少し登った⑥にあります。
如意輪堂と開山堂
共に豊臣秀頼による再建で重要文化財です。⑦⑧の位置で木材は全て大阪で加工され運ばれたそうです。


如意輪堂・開山堂前からの眺め。
登山途中で見た気絶しそうな光景からの眺めです!
気持ちいい~!!

ここまで来るのに約1時間の登山です。
動きやすい格好とスニーカーが要りますよ。
慣れないと本当にひざが笑います。
次の日はしっかり筋肉痛になりました・・・
醍醐の花見
4月の醍醐寺は境内に植えられた約800本の桜の風景が見事です!桜の名所100選に数えられ、1本1本の桜も立派で境内を華やかに飾ります。
Data
住 所 京都市伏見区醍醐東大路町22
参拝時間 9:00~17:00
アクセス 京都地下鉄東西線 醍醐駅下車徒歩10分
JR・京阪 六地蔵駅からバス 醍醐三宝院下車徒歩すぐ
車でのアクセス 名神高速道路京都東IC下車→五条方面に向かって奈良街道に入り、醍醐方面へ
駐車場 1回700円(混雑覚悟)
拝観料 伽藍 三宝院 霊宝館
大人 600円 小人 300
共通券
枚綴り)大人 1000円 小人 500
枚綴り)大人 1500円 小人 750
HP 参考URL

(癒しの古刹)

(京 都)
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